人間ドックと春の試験

 人間ドックを受ける。年に一回の定期検診。胃カメラは鼻からに限る。口からするよりずっと楽である。見たところ変なところもなかったみたい。体重と最低血圧があがっていたのをなんとかするのがこの一年の課題か。
 春の試験も終了。一日頭を使うとたいへん疲れる。頭のスタミナの経年劣化が顕著である。やはり半年に一回はこれでリフレッシュが必要か。とりあえず、午前2まではクリアしたみたい。後は6月末の結果待ち。
 試験前には読書がすすむ。
 62冊目。壬生義士伝、永遠の0、港のヨーコヨコハマヨコスカと同じようなスタイル。解説でもふれていたが、ナチスは徹底的に罪を追求されたが、この時代の罪が追求されることはあるのだろうか。カンボジアといい、中国といい、共産主義は人間の本性にあわないことがわかるには、社会実験としてはあまりにも犠牲が大きすぎたようだ。作者が存命であれば、もっと面白い小説をだしてくれただろうに。残念である。

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

 63冊目。言われてみれば、竹取物語にこのような裏があるんだと納得してしまう。網野先生はどのようにお考えだったのだろうか。
QED 竹取伝説 (講談社文庫)

QED 竹取伝説 (講談社文庫)