カセットデッキの修理

 カセットテープのmp3化をしている。アマゾンで買ったカセットテープ MP3変換プレーヤー を駆使して100本以上実施。中高時代の痛い時期の黒歴史の思い出がまざまざと蘇るが、なかなかいいもんである。
 ただ、駆動系がしょぼくて120分テープはうまく再生できない。また、ドルビーをかけたテープはドルビーなしでも聴きものになるが(逆に、経年で高域が落ちているので、ドルビーなしの方が都合が良い)dbxをかけたやつはとても聴きものにならない。
 というわけで、30年以上前に購入したカセットデッキの修理を真面目に検討してみた。こちらは数年前に動かなくなったので寝かしていたもの。ネットで調べると、古いカセットデッキの故障はほとんどがベルトの経年劣化によるものなので、これを交換すればOKとのこと。今ではamazonという便利なものがあって、修理用のベルトが格安で売られている。なんと、サイズがわからないけど、色々なサイズを取り合わせたセット(ピンセット付き)まで売られている。
 早速、ポチッと押して配達を待つ。到着して早速デッキの蓋を開けてみる。やはり、切れたベルトを発見。ベルトがつないでいる部分も簡単に特定できたので、サイズの合うベルトを探す。ちょうど良いのがあったのでかけてみる。ラッキーなことに分解しなくてもベルトをかけることができた。手間が省ける。
 電源を入れてみると一発で修復したことが確認できた。つくづく幸せなやつである。120分テープは安定駆動。dbxもちゃんと再生できる(録音状態が劣化していると、ドルビーに比べると変換後の再生音の劣化が激しいが。。。)
 というわけで、今はデッキによるカセットテープのmp3化にいそしんでいる。MP3変換プレーヤーで変換したやつより、明らかに音質が良いのだが、今まで変換したやつをどうしようか。。。悩みどころである。
 ちなみに、古いテープは、リーダーテープ(最初にある透明の部分)と本来のテープとのつなぎの部分の接着が劣化して再生できなることが非常に多いので、分解してリーダーテープと本来のテープをつなぐ必要がある。これは両面テープを使えば修復できる。また、リーダーテープをハブに固定するプラスチックが劣化して折れることも多い。両方とも特定ブランドで多かったが、これは購入時期によるものなのか。とは言ってもカセットデッキといい、カセットテープといい、30年以上経っても、それなりのメンテをすればちゃんと使えるのはありがたい。
 読書はぼちぼちと。
 94冊目。蒼穹の昴、中原の虹を並行して読んでいると固有名詞で紐つけができて面白い。中高生への講義録だが、こんなしっかりした中高生がいるとは驚き。

 95冊目。その犯罪でメリットがあるやつが怪しいというセオリーは当然サイバーでも通用するとのこと。ほんまにこのような世界が通信キャリアの裏側で存在しているのでしょうか。
サイバー・インテリジェンス(祥伝社新書)

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